

このシリーズ…というより森先生の話は難しい表現が多いかもしれないけど、いつの間にか引き込まれていって全作読んじゃってマス

う〜ん、もともと数字とか嫌いじゃないからかもしれないんですが…。
今回は密室モノ!!!最先端の研究所での事件で、最先端だけあって(?)セキュリティもしっかりしてるっ!…だから事件前後の入室記録も完璧!?
犯人はどうやって出入りしたのか?
もう、あらすじだけで今回も読むのが楽しみでした〜

ではでは『λに歯がない 論理の匠技』の感想いきま〜す!!!
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このシリーズの面白い所は(ヒトにも拠るかな…)トリック等が専門的な事が使われているところですね〜。
私は理数系では全然ないけど、知らなかった事が分かるのは楽しい、と思っちゃう方なので(笑)
今回も密室の謎が専門知識がちょっと無いと解けない部分がありましたね…それが《分かる》っていうのがいいんですよ〜


『こんなの一般の人はしらないじゃん!』
っていったらそれまでなんですけどね…

密室トリックともうひとつの謎…殺された4人の死体全員、死亡後歯が抜かれていた。猟奇的事件かそれとも明確な理由があるのか…というメンタル面な所も解明されていくまでの過程が見所です。
トリックはモチロン、犯人の動機もありきたりではないので、色々な人に楽しめる作品だと思います。
動機…は哀しい復讐でした…。殺された4人の共通点は最初は身元不明人ということもあって判明が困難としていた。
徐々に明らかになる共通点、宝石窃盗グループだった4人…逃亡途中で車事故に巻き込まれた1人に女性…。
そしてその女性の恋人は…?
殺人は理由関係なく許される事ではないけど…今回の動機は哀しかったし、犯人の行(逝)きつく先が特に哀しかったです。
シリーズ関連作の歴代の(笑)の登場人物も多数登場するのでもう誰が主役でもイイ!!最近はH草サンとか…色々な人達もちょくちょく名前があがってますし…。
シリーズだけでも楽しめますが関連作も読むと一層楽しめるんでないでしょうか〜
