…人間の感情をむき出しにした、役に入り切っているというか…。
今回のストーリーが先週次回予告がなかなか出せなかった、っていうのも関係ないかもしれないけど…何となく分かるような気がしました。
ではではっ、感想ですっ!!!
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↓ヒトが普段みせない感情を出す時、それは普段と変わらない顔なのか…それとも真逆の顔なのか…?
それって当然かもしれないけど、人それぞれの価値観によって違ってくるんだろうな…。
今回みたいに伊豆屋の家族たちだってそう。
客観的な立場からの観点だったら、最初彼らがいっていたとおり【お金だけじゃない大切なものがある】んだ、ってね。
実際に自分や自分と深く関わるヒトが絡むと、やっぱり《守りたい》が為にそうは言ってられないと思う。
でもそれって頭では解っているんだと思う…悪いことを、矛盾したことをしているって。
だって彼らは哀しんでた…あんなに泣いていた。
ホントに悪くないって思っていたら風太郎を監禁したり、殺害したりしていたと思う。
結局彼らは風太郎の言葉と迫力に打ちのめされてしまって戦意も失ってしまったけど…本当の意味で絶望を感じたのは風太郎だったんでしょうね。
風太郎は自分が外見も内面も穢れていると思っていて、だからこそ美しいものや美しい心を欲していた。
そのひとつだった伊豆屋の家族たち…温かい家族・母親の思い出の料理、心の拠り所だったのに…。
《結局世の中みんな金》
って自分が正しいと思う反面、それを否定する何かが欲しかったのに…。
何もかも終わらせる為に死を…自殺を選択することにした風太郎。
それを見届ける緑。
もう結末は決まっているんだろうけど…風太郎にはせめて心が救われて欲しかったな…。
死を選択することも無かったんでは?って、どうしても悔やんでしまいます。
次回、最終話…私もしっかり見届けたいと思います。